夏を迎え思う事 2024.7.1

暑い毎日が続いておりますが、皆様方におかれましては、ますますご清栄のことと、お喜び申し上げます。

さて、今年の夏は、皆様もご存じの通り7月26日から8月11日まで第33回オリンピック競技大会がフランス・パリを中心に開催されます。パリでオリンピックが開催されるのは1900年、1924年に続き3回目の開催となり、32競技329種目が実施される大会になります。オリンピックの歴史を紐解いてみると、起源は紀元前776年に、古代ギリシャのオリンピア地方で開催された競技会まで遡り、古代オリンピックは神々の父と信じられたゼウスにささげられた宗教的祭典であったそうです。また、古代オリンピック期間中は停戦協定が結ばれ、周辺の全ての紛争が一時中断されていたそうです。「平和の祭典」と一口には言い表せない、様々な歴史や側面を合わせも持っているようです。2016年から導入された難民選手団は、今大会でも参加が決定しております。オリンピックの開催と合わせて、いまだにやむことのない世界各地での戦争や紛争に改めて考えさせられます。

また、オリンピックに続き開催されるパラリンピックにも注目をしていきたいと思っております。今回のパリ大会は、男女参加数を同数に近づけるジェンダー平等、使い捨てプラスチックや二酸化炭素排出の大幅削減、環境に配慮した取り組みなど様々な取り組みもなされるそうです。

また、日本にとっては広島・長崎の原爆記念日、そして終戦記念日を迎える夏でもあります。当たり前に生きていられる事のありがたさや平和へ思いをはせこの夏を過ごしたいと思います。    

                              

代表取締役社長 宮﨑 登志行

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