第57期にあたり 2024.4.2

 春の穏やかな日差しが心地よく感じられます今日この頃、皆様方におかれましては、ますますご隆盛のこととお喜び申し上げます。

 さて、前期 第56期は、「変革の年」と命名し、様々な角度から、会社の本質的な戦略を変えていく一年にしたいと取り組みをさせて頂きました。様々な外的要因から従来のやり方や、考え方では会社の発展を図ることが難しくなってきております。そういった中、ロボットの導入など新しい取り組みをさせて頂き、一定の成果を出すこともできました。しかしながら、労働人口の減少と合わせ、高齢化は益々進んでおり、労働力不足は以前続いております。今年の春闘では、大手企業を中心として物価の上昇などを背景に、例年にない大幅な賃上げがなされました。

依然続く物価上昇や、原材料費の上昇、さらに人件費の上昇は、我々労働集約型の中小企業にとって、今後さらに厳しい経営環境になってくると思っておりますし、まだまだ取り組むべき課題は数多く残っております。

 今期は「凡事徹底の年」と命名し、当たり前のことを徹底して行う一年にしていきたいと思っております。昨年、行動基準書を改訂いたしました。行動基準書はライン職が毎日の仕事をする上で守らなければならない最低限のルールです。この行動基準をしっかりと守りながら、社会人として、人として、当たり前のことが当たり前にできるようにしていきたいと思っております。慣れや悪習に流されることもありますし、簡単なことが出来なかったり守れなかったりすることも往々にしてあります。難局を乗り切っていくために、お互いの襟を正し、凡事徹底から始める一年にしたいと思います。 お得意様におかれましては、お気づきの点などご忌憚のないご意見を賜りますようお願い申し上げますとともに、今後も変わらぬご愛顧をお願い致しまして57期のご挨拶とさせて頂きます。

                             代表取締役社長 宮﨑 登志行

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