デフリンピックに日本代表コーチとして帯同 2025.12.24
当社 管理営業課の伊藤丈さんが、2025年11月17日〜26日に開催された東京2025デフリンピックにおいて、ボウリング日本代表コーチとして初めて大会に帯同しました。日本開催という特別な大会で、選手・スタッフともに大きな期待と緊張感の中での挑戦となりました。
○ボウリング競技としての初メダルを目指して挑戦
今大会では全7種目に挑み、結果は3種目で入賞しました。日本選手団の太田陽介団長からも一定の評価をいただいた一方で、チーム全員が目標に掲げていた「デフリンピックでの初メダル獲得」には届きませんでした。選手たちの技術は着実に向上しているものの、国際大会を勝ち抜くためにはチーム全体の結束力をさらに高めること、そして戦略や準備体制をより強固に構築することが必要であると痛感する大会となりました。世界の競技レベルが急速に進化している現実を改めて突きつけられたのです。
○世界の強化スピードを実感
2年前の世界選手権では日本女子チームが銀メダルを獲得しましたが、今回の大会では各国がデフリンピックに向けて強化を加速しており、改めて“世界の壁の高さ”を思い知らされる結果となりました。こうした状況を受け、伊藤さんは「選手の実力をさらに発揮できる“勝てるチーム体制”の構築が必要」と総括しています。
○選手へ伝えたメッセージ
帯同コーチとして伊藤さんは選手たちに、最高の舞台で戦えたことを誇りに思うこと、応援してくださったすべての方々への感謝を忘れないこと、そして今大会で味わった悔しさを次の成長につなげることを伝えました。さらに、4年後の2029年ギリシャ・アテネ大会に向けて、さらなる挑戦を続けるよう力強いエールを送りました。
○「次こそメダルを」伊藤さんの決意
伊藤さん自身も、今大会の結果を真摯に受け止め、「次回こそ、日本ボウリング史上初のデフリンピックメダルを必ず実現したい」と強い意志を語っています。当社は社員のこうした挑戦を誇りに思うとともに、伊藤さんが次大会に向けて取り組む強化活動を応援してまいります。